【効果的なアイスブレイク】会議室とオンラインで使える20のネタと注意点

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【効果的なアイスブレイク】会議室とオンラインで使える20のネタと注意点

会議の前によく使われるアイスブレイク。本来の意味や目的をご存じでしょうか。
現在はオンラインでの会議も主流になってきており、その中でもアイスブレイクは欠かせません。

そこで今回は、アイスブレイクの目的や導入するメリットを解説し、会議室やオンラインで実際に使えるネタ20選を紹介します。
この記事を通してアイスブレイクの目的を明確にすることができ、有意義な会議を行うことができるでしょう。

アイスブレイクとは

普段からアイスブレイクというキーワードを耳にすると思いますが、本来の意味をご存じでしょうか。

アイスブレイクとは、緊張した固い空気や心を氷に例えてそれを壊す・溶かすという意味があり、初対面でもぎこちない雰囲気を和ませるための方法と定義されています。具体的には場の空気を作るための雑談やゲームのことを指します。 

チームワークを高めるためのゲームやアイスブレイクで使えるゲームに関しては、以下の記事でも紹介しているのでぜひ併せてご覧ください。

 

アイスブレイクの目的

アイスブレイクを取り入れることで参加者同士のコミュニケーションがとりやすくなり、会議や研修中のレクリエーションでも会話がスムーズにできるようになります。 

また、コミュニケーションを活性化することで活発な議論を促進する効果があります。 

アイスブレイクを導入することで以下のメリットがあります。 

参加者の緊張をほぐす 

会議の冒頭は、参加者が緊張しがちのためアイスブレイクをすることで緊張をほぐすことができます。また、柔軟な発想ができ、研修効果を高めることにも繋がります。これらのメリットからリラックスした雰囲気を作ることができます。 

 

コミュニケーションを活性化する 

些細な共通点で合ってもコミュニケーションのきっかけとしては有効的です。また、プライベートな部分を知ることで信頼関係を築くことができます。さらに、メンバーの人柄や考え方への理解を深めるきっかけを得ることもできます。これらのメリットから積極的に発言できるようになり、研修に対しても前向きに取り組むことができると考えられます。 

また、メンバーの理解やコミュニケーションを活発にすることでチームワークを高めることにも繋がります。
チームワークの重要性に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

 

 

創造性を高める 

緊張がほぐれることで参加者の思考力が柔軟になります。さらに、発言できる環境を作ることで新しいアイデアが生まれやすくなります。 

 

オンラインでできるアイスブレイク10

ここからは実際にオンライン会議で使えるネタを10選紹介します。

ミュートでロパクゲーム 

ロパクをする該当者はミュートにして参加者たちに何を話しているか回答してもらうゲームです。回答者たちは口の動きをみて何を話しているのか考えなければならないため頭の体操になります。
また、伝えるという面でコミュニケーションのトレーニングにもなります。 

 

モノしりとり 

家にあるものを使ってしりとりを行うゲームです。
しりとりを続けられるものを家の中から探し出し、それを画面に映していきます。
意外なものを映したり、見たりすることができるため知らない一面を知ることができるきっかけになります。 

 

宝探し 

家の中にあるものから特定のアイテムを見つけるゲームです。
ファシリテーターは「一番好きな本」などテーマを指定し、参加者はビデオをオフの状態で探し出し、
1番最初にアイテムを見つけてビデオをオンにした人が勝ちというルールです。
参加者は趣味や関心があることを共有することができるため会話が広がるきっかけになります。 

 

バーチャル背景トーク 

バーチャル背景を活用したオンラインならではのアイスブレイクです。
選んだ画像について思い出や理由を1人ずつ紹介するというルールです。
エピソードトークによって初対面でも相互理解につながるでしょう。 

 

ポーズ当てゲーム 

ビデオ機能を活用したオンラインならではのアイスブレイクです。
参加者は全員ビデオオフの状態でそのうちの1人がポーズを取り、どんなポーズを取っているのか口頭で説明し、他のメンバーはヒントを頼りにそのポーズを当てるゲームです。

ポーズを取る人は相手に伝えなけらばならないため、会議に必要なコミュニケーション力や語彙力を鍛えるきっかけになります。 

 

 

「実は〇〇です」自己紹介 

自己紹介の際に「実は・・・」で始まる内容を含めた話すアイスブレイクです。
その人の意外な趣味や性格を知ることができ、印象に残りやすくなります。
また、相手のことをしっかり覚えられるきっかけにもなり、自ら情報を開示する練習にもなります。 

 

ウソ/ホントゲーム 

相手が話したエピソードが本当かウソかを予想するアイスブレイクです。 
自己紹介の項目の中にウソを1つ含め、どのエピソードがウソなのか考えながら話を聞くというルールです。
聞き手側は発表者の話をよく聞いておく必要があるため、覚えてもらえるきっかけになります。 

 

私は誰でしょうゲーム 

有名人や漫画・アニメのキャラクター、動物、乗り物などのお題を用意し、発表者はそれになりきり、そのお題のヒントを出すことで何なのかを他の参加者に当ててもらうゲームです。会議で緊張した雰囲気が和やかな空気になるでしょう。 

 

オンリーワンゲーム 

参加者の中で1人だけ当てはまることを予測するアイスブレイクです。
例えば「福岡県出身の人」と言い、実際に福岡県出身の人が1人しかいなければ勝ちというルールです。
1人しかいないことで印象に残りやすく、覚えてもらえるきっかけになるでしょう。 

 

Good&New 

24時間以内に起こった良い出来事について話すアイスブレイクです。
具体的には嬉しかったこと・楽しかったこと・新しい発見などを発表します。
ほっこりするエピソードを話すことで緊張をほぐすきっかけになるでしょう。 

 

会議室でできるアイスブレイク10選

次に会議室で使えるネタを10選紹介します。

積み木式自己紹介 

前の人たちの名前を言ってから自分の自己紹介をするアイスブレイクです。
例えば、最初の人が名前を言い、自己紹介をします。2番目の人は、前の人の名前を言ってから自己紹介をします。3番目の人は、最初の人と2番目の人の名前を名前を言ってから自己紹介をします。
前の人たちの名前を覚えなければならないため記憶に残り、初対面同士の会議には必要と言えるでしょう。
 

 

サイコロ自己紹介 

サイコロの面1つ1つにテーマを書き、出た面に書かれたテーマについて話すアイスブレイクです。
何が出るか分からないワクワク感と典型的な自己紹介ではないため、発表者の素の一面が見れられる機会になるでしょう。
 

 

他己紹介 

自分以外の人が全員に向けて紹介するアイスブレイクです。
まずペアを作り、お互いの自己紹介を行います。そして、他グループの人に向けてお互いの自己紹介をするというルールです。
事前にペアになった相手の情報を覚える必要があるため他者理解が深まると考えられます。
 

 

ヒューマンビンゴ 

ビンゴの枠の中に参加者の名前を入れ、Yes/Noで答えられる問いに対してYesと回答した人たちをチェックし、早くビンゴ出来た人が勝ちというアイスブレイクです。
例えば、「出身地が東京都である」という問いに対して2人Yesがいたらその該当者の名前をチェックします。
メンバー間の意外な一面や特徴を知るきっかけになると考えられます。
 

 

視座変換ゲーム 

紙に自分の短所を書いて他の人が長所に書き換えるアイスブレイクです。
このアイスブレイクは、初対面同士よりも接点がある方々と行った方がより相手の理解につながると考えられます。
また、相手を受け入れることでチームビルディングの効果もあると考えられます。
 

 

あと出しじゃんけん 

代表者が掛け声で「じゃんけんぽい」と出した後に参加者は全員で「ぽい」という掛け声とともに後出しじゃんけんをするというゲームです。
最初は代表者に勝つように出してもらい、慣れてきたらあいこ/負けと変えてレベルを上げると盛り上がるかもしれません。
また、頭の体操にもなるため、会議前などにおすすめでしょう。
 

 

古今東西ゲーム 

一般的な古今東西ゲームと同じです。
誰かが発表した回答と被ってはいけないこと、回答の合間には2回拍手をしてリズムよく答えることがルールです。
今回のようにアイスブレイクで利用する際はテーマ出しが肝になると考えられます。
これは、頭の体操にもなるため、アイデア出しの会議にはおすすめのゲームでしょう。
 

 

ジェスチャー伝言ゲーム 

最初の人だけお題を見て、2番目の人に対してお題をジェスチャーで伝えるという一般的なジェスチャーゲームと同じルールです。
これを行うことで全体の結束力が高まると考えられます。また、初対面同士で行うことで、打ち解けやすい雰囲気になるでしょう。
 

 

オフィス周辺のトーク 

オフィス周辺のおすすめランチやおすすめすスポットを共有するアイスブレイクです。
このアイスブレイクは商談の際におすすめです。
趣味や好きなものを知ることがで会話が広がります。また、コミュニケーションを活発にすることができると考えられます。
 

 

あの頃が今は・・・?クイズ 

ある人物の現在と過去の写真を用意し、最初に過去の写真を見せてそれが誰なのか当てるアイスブレイクです。
このアイスブレイクは懇親会など既に知っているメンバーと行うと盛り上がるでしょう。
意外な一面が見えたり、その写真をきっかけに会話を広げたりすることができます。
 

 

アイスブレイクをする際の注意点

本記事の冒頭で会議や商談、採用面接などの前にアイスブレイクを取り入れることで緊張をほぐし、コミュニケーションを活発にさせる目的があると述べました。

しかし、ただアイスブレイクを入れれば良いという分け訳ではありません。
導入するにあたって以下の注意が必要だと考えられます。 

参加者にあった内容にする 

特に初対面であればプライベートに踏み込んだテーマを選ぶと唐突な印象を与えてしまう恐れがあります。
参加者の人数や初対面によって話題を変える必要があります。 

 

目的を伝える 

何のためにアイスブレイクをするのか、あらかじめ目的を伝える必要があります。 
目的を伝えることでアイスブレイクの時間も有効的に使うことができるでしょう。 

 

制限時間を決める 

アイスブレイクはあくまで前置きです。アイスブレイクに長時間使ってしまうと、本来の目的が果たせなくなってしまう恐れがあります。
したがって制限時間を設ける必要があります。
 

 

人を選ぶテーマは避ける 

人によって好き嫌いが分かれる話題や意見が分かれやすいテーマは避ける必要があります。
特に政治や宗教、学歴に関するテーマなどは適していません。配慮してアイスブレイクを考えましょう。
 

 

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。 

今回の記事では、「アイスブレイクの導入」をテーマに、その目的やメリットについて解説しました。そして、実際に会議室やオンラインでもできるアイスブレイクを20個紹介しました。 

アイスブレイクは、会議や面接、商談など様々なシーンで活用されています。これらの場面で緊張した雰囲気を和やかにするだけでなく、コミュニケーションを向上させ、創造力を高める効果もあります。 

アイスブレイクを入れることにメリットはありますが、シーンにあった最適なアイスブレイクを入れることが鍵となるでしょう。 

そのためには導入目的を明確にし、注意点に考慮した上で選定することが重要です。 

最後に、アイスブレイクを楽しみながら行うことで、コミュニケーションを活発にすることができます。さらに、チームワークを高めることにもつながります。その結果、職場環境やメンバー同士の関係がより改善される可能性があるでしょう。 

会議や面接など本来の目的を有意義なものにするためにも、ぜひ今回の記事で紹介したアイスブレイクを取り入れてみてください。 

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