目標があるときどのようにその達成を目指しますか?何から手を付けていいのかわからず、なかなか動き出せない人もいるのではないでしょうか?
その際にはぜひマンダラチャートを使ってみてはどうでしょうか。
マンダラチャートは効果的な目標達成を促すツールです。
今回はマンダラチャートの使い方を解説します。またダウンロード可能なテンプレートを用意していますのでぜひ一緒にご活用ください。
1. マンダラチャートとは
マンダラチャートの概要
マンダラチャートは
目標を明確にし、それを達成するために用いられるために使われるフレームワーク
です。
マンダラ(曼荼羅)というのは密教の経典に基づき仏たちの集会を模式的に表したものです。マンダラチャートは密教の曼荼羅の形によく似た表を使用して行うためこのような名前で呼ばれています。 最近だとWBCの際に、大谷翔平選手が使用していたことで話題になりました。
マンダラチャートのメリット
マンダラチャートは目標達成においていくつかのメリットがあります。
今回は3つのメリットを紹介していきます。
目標達成までの筋道が立てやすくなる
マンダラチャートでは自分が達成したい目標に対して必要な要素を8つ書きます。その8つの要素もさらに細分化することになります。そのため目標達成のために何をするべきかを明確にすることができます。また、目標達成のために必要な要素を細分化する過程で、その目標に対する自分自身の理解や至らない部分を見つけることもできるので、何が必要となり、どのような行動をとるべきかが分かるので、すぐにでも行動を起こすことができ、目標達成にはかなり有効な手段になります。
優先順位をつけやすくなる
上記でもいった通り、マンダラチャートを使用することで目標達成のために必要な要素を明確にすることができます。それによって思考を整理することができ、加えて視覚的に確認することもできるので、何から行うべきか、優先順位が高いものは何かを考えやすくなります。
新たなアイデアを得ることができる
マンダラチャートは少なくとも目標達成のために必要な8つの要素を書く必要があります。ただ、目標達成のために必要な要素を考えるだけでは、8つも考える事がないかもしれません。マンダラチャートを埋めることは普段は考えないことを考える良い機会になります。それが新たなアイデアに繋がったり、行き詰っている状況を打破するきっかけになる可能性は十分にあります。
2. マンダラチャートの使い方
ここからはマンダラチャートの使い方について解説していきます。
まずは以下のURLからテンプレートをダウンロードしてください。
上記資料を確認しながらマンダラチャートを使用していきましょう。
マンダラチャートの作成には以下の5つのステップがあります。
ステップ1:テンプレートをダウンロードする
ステップ2:中心に目標を書く
ステップ3:中心の目標を達成するために必要な要素を書く
ステップ4:書いた要素をそれぞれ周囲のマスの中心に書く
ステップ5:それぞれの中心の達成に必要な要素を書く
ステップ1:テンプレートをダウンロードする
マンダラチャートは3×3の9マスの表を用います。また1つひとつのマスにも3×3の9マスが書かれていて、目標を達成するためのステップが書かれています。 マンダラチャートを用意する場合は無料のテンプレートをダウンロードして使用するのがいいでしょう。
本記事でもテンプレートを用意したのでダウンロードして使用してみてください。
ステップ2:中心に目標を書く
ステップ1で用意したマス目の中心に達成したい目標を書いてください。そこに書く目標は全体の中心にくる最も大切なものになるのでしっかり考えたうえで書くようにしましょう。 また、ここに書く目標は次のステップで詳細化するので目標自体に達成時期などを設ける必要はありません。
ステップ3:中心の目標を達成するために必要な要素を書く
ステップ2で書き込んだ目標に関係する要素を8つ、その目標の周辺に書き出します。 この際には先ほど中心に書いた目標を細分化して考え、そこで出てきた8要素を書きこみましょう。
ステップ4:書いた要素をそれぞれ周囲のマスの中心に書く
ステップ3で書きだした8要素を中心にした新たなブロックを書き込みます。 ステップ2と同じように今度は各要素をブロックの中心にしたものを作ってください。
ステップ5:それぞれの中心の達成に必要な要素を書く
ステップ3のように、それぞれの中心に対して、8つの要素を書き出します。 結果としては81個の要素を合計で書きだすことになります。
マンダラチャートを使う際のポイント
シンプルなデザイン
マンダラチャートはシンプルなデザインが重要です。視覚的にわかりやすく、情報が混乱しないようにしましょう。適切な色や線の使用、適度なスペースの確保などがポイントです。マンダラチャートの利点は一目でわかりやすいところです。その利点をなくさないようなチャート作りを心がけましょう。
具体的なタスクの追加
サブテーマごとに具体的なタスクやアクションを追加しましょう。タスクは実行可能で測定可能なものにし、目標達成に向けた具体的なステップとなるようにします。マンダラチャートを作成した後が重要です。書き出して明確になった要素をタスクに置き換え1つひとつこなしていけるようにしましょう。
優先順位の設定
タスクやアクションに優先順位を設定しましょう。重要度や緊急度に基づいて優先度を付けることによって、マンダラチャートを使った効率的なタスク管理が可能になります。マンダラチャートで必要な要素は明確になっています。そこに優先順位をつけることですぐに目標達成のために必要なことに取り掛かることができます。
3. まとめ
いかがだったでしょうか?
最後に重要な3点をまとめます。
マンダラチャートは目標を明確にし、それを達成するために用いられるために使われるフレームワーク
3×3の9マスの表を用いる
目標に対して取り組みやすくなる
マンダラチャートを使うことで目標達成のために必要な要素を明確にすることができます。
皆さんもマンダラチャートを活用して、なりたい自分を目指してみましょう。
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