心理的安全性を作るためのチームビルディング

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チームの心理的安全性を高める方法とは?注意点も紹介!

心理的安全性という言葉をご存じですか実はチームマネジメントには欠かせない重要な要素なですこの記事では心理的安全性チームにもたら効果チームの心理的安全性を高める方法について解説します

会議をする社員たち

 

1. 心理的安全性とは 

心理的安全性とは何か

心理的安全性と聞くと、

和気あいあいとしていて居心地の良い様子

を想像する方が多いかもしれません。

しかし本来は

チームのなかで自分の意見や考えを誰に対してでも安心して発言できる状態のこと

を指します。

自分が発言することを他のメンバーが拒絶したり、罰を与えたりしないという確信を持ち、チームは自然体の自分をさらけ出せる場所であるとメンバー間で共有されることで、思いついたアイディアや考えを率直に発言することができる環境です

2012年にGoogleが「生産性の高いチームは心理的安全性が高い」という社内調査の結果を発表したことから、この言葉が注目されるようになりました。

率直に意見を言うことができ、どんな意見であっても迫害されないという確信があれば、仕事や課題のことを最優先で考える事ができます。どうやったら最良の結果が出せるのか、そこだけに注力し、余計なことを考える必要がなくなります。 

それゆえ、パフォーマンスの高いチームを作るためには心理的安全性を高めることが必要です。 

 

心理的安全性を高まることで得られるメリット 

チームの心理的安全性いと、チームにも個人にもいい影響があります

ここからは、心理的安全性が高まることのメリットについて具体的に解説します。 

チームにとってのメリット 

様々な視点からの知見や改善提案が増える 

自分の発言は間違っているのではないかというメンバーの不安が取り除かれているチームでは、意見交換や情報共有が活発になります。

それにより、チーム全体の知識量も増やせるだけでなく、 チーム内での価値観の共有ができることでメンバーの能力発揮につながり、チームとしての生産効率を上げることができます。

また、ミスやトラブルに関しても心理的安全性が高いチームにおいて言い出しやすく、ミスを責めるような動きではなく、そういったトラブルを改善するために何ができるかを話し合えるようになり、改善提案の機会が増えます。 

 

集団思考に陥ることを回避できる 

心理的安全性が高いチームでは、反対意見も受け入れられます。反対意見を言える環境であればそれぞれが自分の意見をしっかり伝えられます。

大多数のメンバーが賛成だとしても、大多数が賛成しているから必ずしも正しいとは限りません。

そのような場合に、反対意見を言うことによって、集団思考になってしまうのを防ぐことができます。

個々として優秀な人材の最大パフォーマンスをチームとして引き出すために、個々としてまず考える必要があります。心理的安全性の高いチームではそれらを組み合わせることができるのです 

 

 個人にとってのメリット 

個人にとってもさまざまなメリットがあります。一人ひとりが働きやすい環境をつくることが出来ます。 

ストレスを緩和できる

仕事に関わる発言を気兼ねなくできるようになると、精神的な負担が軽減され、心に余裕が生まれます。 誰もが言いたいことを言えて職場の風通しがよくなることで職場の人間関係の改善も期待できます。

また、ストレスの緩和によって業務に集中しやすくなり、個人の生産性が上がります。それによって、チーム全体としても生産性が上がっていくことが期待できます。

 

モチベーションアップ 

心理的安全性が高まり、生産性向上・業績アップしていくと、チームは発展していきます。

自分の発言や意見が受け入れられることで、自身の業務に対する責任感や関心度がアップします。メンバーはやりがいを持ちやすくなり、充足感を持って前向きに働けます。

やりがいを持つことによって、それぞれのモチベーションが上がっていきます。 

2. 心理的安全性を高める方法 

心理的安全性が高いチームを作るための具体的な方法を説明します。 

〇〇をしたから劇的に変化するというような方法はなく、コツコツと施策を実施し長期的な働きかけをしていくことが重要です。 

また、どの方法においても目的や見込める効果を事前に伝えておくことで、メンバーは適切な姿勢で取り組むことができます。 

 

コミュニケーションを改善する

心理的安全性を高めるために一番重要なのはコミュニケーションです。

メンバーが自分の意見やミスを言い出せる環境作りのためにはコミュニケーションをとりやすくする必要があります。連絡手段はもちろん、雰囲気を変えていくことが必要です。

立場が違うとコミュニケーションというのは取りづらくなります。そういった立場に関係なく意見が言える環境を作る方法を紹介します。 

フィードバックの文化を導入する  

フィードバックはリーダーやマネージャー、または同僚からの意見や評価を受け止める機会作りになります。周りからどのようにみられているかという部分を理解することで、自身のコミュニケーション方法を改善することもできます。 

また、自分自身もほかのメンバーに対して意見を言うこともしやすくなり、正直にコミュニケーションをとるきっかけにもなります。このようにチーム全体として、メンバー同士が互いが素直な意見を言える場を作ることによって、チーム内で意見を交わす機会が増え、コミュニケーションが活発化します。それが定着していけば、心理的安全性が高めることができます。 

 

弊社では「挑戦し、賞賛し合える」チーム環境を構築するためのアクション資料をご用意しております。
具体的に自分の強みや周りからの期待をすり合わせるためのワークのテンプレートや、用意した回答をどのように展開していくのかなど進め方の例を示した資料となっております。

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また適切なフィードバックに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。 

 

マネージャーが積極的にコミュニケーションを取る  

マネージャーから積極的に話しかけることも、コミュニケーションの改善につながります。

その際に気を付けるべきことがあります。積極的に話しかけていても、その内容が「叱られる、怒られる」内容だと、新人にとってはプレッシャーになります。チームを管理するものとして、新人の成長を促すように「考えるきっかけを与える」コミュニケーションを心がけましょう。そのようなコミュニケーション方法としてコーチングが有効です。 

コーチングに関してはこちらの記事で解説をしています。詳しく知りたい方は確認してみてください。 

また、新入社員などのまだ関係性が築けていないメンバーにとって、自分から進んで意見を言うこと活発にコミュニケーションをとることはハードルが高いです。チームに配属されて日が浅い場合、周りのメンバーと頻繁にコミュニケーションが取れない場合もあります。

そういった場合はチームを管理するマネージャーから積極的に話かけることでコミュニケーションをとることのハードルを下げましょう。日常的な会話を行うことによって、業務等に関することも言えるようになれば、周りのチームメンバーともコミュニケーション量が増えてきます。 

特に新入社員や新しくプロジェクトに入るメンバーに対して、組織に素早くなじみ最大限の成果をあげられるようサポートする過程を「オンボーディング」といいます。

オンボーディングについて興味がある方はぜひこちらの記事もご覧ください。

オンボーディングとは?OJTとの違いや目的、効果的な導入のポイント解説

チームビルディングを行う 

心理的安全性を高めるためには、日々業務を行うチームを構築する際に、チームビルディングをしっかりと行うことが重要です。

一緒に働くメンバーのことをよく知らない状態では、無駄に緊張感がある中でお互い業務を行わなくてはなりません。また、一番コミュニケーションをとるチームメンバーのことを信頼できなければ、心理的安全性を高めることはできません。 

信頼を築いていく前段階である「お互いを知る機会」をチームビルディングを行うことによって創りましょう。

アイスブレイクの導入  

アイスブレイクを行って緊張した固い空気を変化させていきましょう。

まずは簡単な自己紹介で構いません。お互いの名前以外の情報を伝えることで、メンバー同士が共通点や相手に対しての興味を持つことができます。 

また、ミニゲーム等を行うことも効果的でしょう。いきなり会議に出席し、業務に関しての意見を関係性の築けていない人たちに対して言うことは難しいです。 しかし、ゲームなどの遊びであれば、自分の意見を言いやすくなります。その際にはなるべくチームで協力して行うものを選びましょう。

それを行うことによって今後それぞれがどのような役割でチームを動かしていくのか想像がつきやすくなり、その後のチーム構築がスムーズになります。 

 信頼関係を築くための取り組み  

また、アイスブレイク以外にも信頼関係を築くための取り組みを行いましょう。

メンバー同士の交流の場は必要になります。特に新人にとっては関係性を構築するために、業務の中で、話しかけていくことは難しいです。懇親会や歓迎会などプライベートな会話がしやすい場を設けましょう。懇親会などがあれば、普段業務の性質上はあまり話をしない人や、立場が上の人と会話をするチャンスがあります。 

本音で話せる機会を設ける事でメンバーが何を望んでいるのか、どのように接してほしいのかが分かり、それらを踏まえたうえでチーム運営を行うことが可能になります。

このように本音で話した後に、それを実際に聞き入れてくれたという認識によって、信頼感を高めることができます。それを積み重ねることによって1人ひとりにとって居心地の良いチームを作ることができます。

 

弊社では、そういった居心地の良いチーム作りのためのアクション資料をご用意しております。
具体的にSIX FACEという今の感情を伝え合うアクションのテンプレートや、どのように展開していくのかなど進め方の例を示した資料となっております。

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 リスクの許容範囲を明確にする  

自身がどこまで責任を負うことができるのかを明確にし、それをメンバーに伝えることでメンバーたちの心理的安全性を高め、新しいことへ挑戦の壁が低くなります。

マネージャーとして新しいことに取り組むことに対する責任を一緒に背負うという姿勢を見せることが重要です。それによってメンバーの信頼を得ることができます。

また、新しいことにはリスクがつきものです。それに挑戦しやすくするには、どの程度のリスクを許容するのかをあらかじめ明確にしておきましょう。そうすることによって、メンバーに基準が伝わり、新しい提案がしやすくなります。

 

 失敗を許容する文化を築く  

リスクの許容範囲を明確にすることによって、挑戦しやすい雰囲気を作り上げましょう。

また、新しいことに取り組んだ結果の失敗に関しては攻めるのではなく、その改善点を見つける良い機会になったという風に伝えてあげましょう。全体に対しても「失敗した」という風に伝えるのではなく「○○のおかげで~ということが分かった」という風にポジティブな言葉選びを心がけましょう。 

そういったことを行うことによって「失敗」を「成功するための一歩」という風に皆がとらえられるようになり、環境が変化していきます。 

  

 責任を持つことを奨励する  

責任を持つことを奨励するのも大切な要素です。そのために、アサインする課題をどの程度までやってほしいのかを明確にし、明確にした上でその範囲の事柄についてはメンバーに責任を持ってもらいましょう。

メンバー自身が責任を持つべき部分を明確にすることで、仕事が自分事になっていきます。 

このように責任を持つことを奨励していけば、自分で考えながら仕事を行うことに関しての心理的安全性を高めることができ、それがチームの生産性を向上させることにつながっていきます。 

 

3. 心理的安全性の向上に向けた注意点

心理的安全性を高めることはメリットがたくさんあります。 

しかし、心理的安全性を高めるための取り組みには注意しなければいけない点も存在します。  

特に注意すべき2つを今回は紹介します。  

 

マネージャーが主導権を持つことの問題点   

心理的安全性を高めるための取り組みに関してはおそらくマネージャーが主導権をもって行うことも多いかと思います。しかし、その際にマネージャーの意見が強く反映され、他の意見が抑圧されてしまう場合があります。  

心理的安全性を高める取り組みを行っている段階では、心理的安全性が十分確保できているわけではありません。そのような状況で行う場合、「この段階では心理的安全性は確保できていない」ということを意識して行う必要があります。

現時点ではメンバーが自由に意見を言えるとは思わず、目線をメンバーに合わせ、しっかりと聞き取りを行いながら、取り組んでください。 

現場の社員の声と上層部の声というのが異なることもあるかもしれません。マネージャーは一般の社員と上層部の架け橋となってそれらの意見のすり合わせていく役目を担っています。そういったことを忘れず上層部の意図を現場社員に伝え、現場社員の声を上層部に伝えてください。 

それによって相互の意図にずれが生じないように調整し続けてください。 

 

チームメンバーが共通のルールを作ることの重要性  

チームメンバーが共通のルールを作ることは心理的安全性において大きな役割を果たします。 

共通のルールを作ることでお互いに関する不信感を軽減することができます。 

例えば、上記で紹介したフィードバックに関して、1人の社員がチームメンバーたちに対し急に実施し始めたらどうでしょうか。共通認識がないまま、評価だけを伝えられても、相手は納得できません。 

フィードバックなどは相手がそれを行うことに同意しているからこそ効果を発揮します。お互いのことを信頼し合い、チームの心理的安全性を高めるためには皆が同意した共通のルールを作り上げることが重要なのです。 

また、共通のルールを作り上げることによって、チームメンバーに配慮した自己表現ができますチームメンバーが共通のルールを作り上げているので、そこには意見が大きく反映されています。

つまり、その共通ルールはチームメンバーの守ってほしい部分ということになります。自己表現を行う際にメンバーのそのような守ってほしい部分を侵害しないように配慮できれば、自分にとっても自己表現がしやすいチームになっていきます。

4. まとめ 

心理的安全性を高めることで、チームの生産性やメンバーのモチベーションを向上させることができます。  

そのためにはコミュニケーションの円滑化や挑戦することへのハードルを下げることが必要です。 

 心理的安全性を高めることは、「ゆるい雰囲気」を作る事ではありません。 

 全員が仕事を自分事に考え、積極的に意見を言うことのできる環境を作り上げていきましょう。

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